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2021年7月17日の太陽白色光画像

17日に近畿地方もようやく梅雨明けの発表がありましたが、雲が多く、すっきりとは晴れません。
17日は、白色光での全球画像の撮影が終わったところで、コロナワクチンの一回目接種の予約時間が迫って来たので、撮影を中断しました。予想通り、そこから雲が消えて、以後、夕方まで、雲が消えていました。ワクチンの接種が終わって家に戻った後で、続きの拡大画像とHαでの撮影をしましたが、時刻が遅くなったからかどうか、シーングが非常に悪かったです。
17日は白色光、Hα光共に撮影出来ましたが、先ず、国際光器のSHARPSTAR60EDで撮影した白色光画像をアップロードします。Hα画像は後ほどアップロードします。

1.白色光全球画像
 20210717-1
 アイピースプロジェクション(LV25+ASI178MM)で撮影した画像です。12843付近は西没中か西没直前です。入れ替わって南東のリムから出て来て見えるようになった黒点群のある領域12844はかなりの高緯度に見えています。(NOAA の Solar Region Summaryを見る限り S43となっています。)
 また、上の画像中の矢印の先に、なんとか双極性に見える黒点群が写っていますが、この群付近の領域は、NOAA の Solar Region Summaryを見る限り、日本時間の18日の朝までに12845と付番されたみたいです。

2.黒点付近のクローズアップ
 以下のクローズアップ画像は、SHARPSTAR60ED+Meade SWA13.8mm+ASI178MMの構成によるアイピースプロジェクションで撮影した画像です。

 【12842付近】
  20210717-2

 【12843付近】
  20210717-4

 【12844付近】
  20210717-5
 12844の北東方向に白斑らしきものが見えていますが、SDOの画像を見る限り、18日の朝(日本時間)には、この付近に小黒点群が出現しているようです。

 【12845付近】
  20210717-3
 撮影後、この黒点群は、それなりに発達しているみたいです。

 少し前では考えられないくらい賑やかになってきました。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 10:52 |  太陽 white light 画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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