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2021年9月6日の太陽白色光画像

 6日の朝、手持ちのデジ一で撮影した白色光画像です。
 黒点群は5箇所で見えていました。

1.全球白色光画像
  20210906-1
 雲が多く、しかもどんどん流れていくような空で、シーングはあまり良くなかったと思います。6日の朝は、露出を変えるなどして62ショット撮影して、その中から、一番細かなものが写っている画像を選んで(全部チェックしています)、このページに掲載する形に仕上げています。撮影時の画像の記録はRAW+JPEG、写り具合のチェックはJPEGで、仕上げはRAWで記録した画像で行っています。JPEGで記録された画像をチェックする限り、6日の朝撮影した画像は、細かい黒点の写りが画像ごとに大幅に異なっていました。例えば、12863付近に見えている黒点の南側には小黒点が少なくとも2個あったのですが、それらが、全く写っていなかったり、写っていても片方(2個の小黒点の大きい方)しか写っていなかったりと画像毎に写り具合が全く異なっています。
 下の2枚の画像は、上の全球白色光画像から12863付近と、12864付近に見えていた黒点部分を切り出して縦横それぞれ3倍拡大した画像です。撮影された時刻の近い SDO のIntensitygramの画像と比較して、SDO の Intensitygram では黒点らしく写っているもので、上の全球白色光画像ではよく分からないと思う黒点に対応するものが写っていると思う箇所を矢印で示しました。手持ちのデジ一で超横着な撮影をしているので良しとしたいと思います。

  20210906-2

  20210906-3
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 05:49 |  太陽 white light 画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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