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2015年3月14日の太陽Hα画像 その2

 3月14日に撮影した画像から、活動領域12297で発生したフレアの変化を示す画像と、東西リムのモザイク合成画像を掲載します。

1.フレアの時間変化
 14日に活動領域12297で発生したM1.3のフレアはピークが日本時間の午後1時40分でした。そのタイミングから14分後と25分後に撮影した画像を並べてみました。上がピークから14分後(レベルはC4程度)、下がピークから25分後(レベルはC2(?)程度)の画像です。
  20150316-1

 上の元画像を反転したものが下画像です。
  20150316-2
 ポジネガ共に一長一短があって、ポジとネガのどちらが分かりやすいか判定しがたいですね。
 それにしてもPSTでこのような画像が撮影できるとは驚きです。

2.東側のリムに沿ったモザイク合成画像です。
  20150316-4
 この画像は、PSTで撮影した3枚の画像をモザイク合成後にトリミングしたものです。
 中央付近には活動領域12299が見えています。

3.西側のリムから活動領域12297にかけて、少し広い範囲をモザイク合成しました。
  20150316-3
 この画像はPSTで撮影した6枚の画像をモザイク合成後にトリミングしたものです。画像の右下が欠けていますが、これはご愛敬と言うことで・・・。要するに、写したつもりだったのが、実際にはこの付近を写していませんでした。行き当たりばったりで撮影していると、時々こんなことになってしまします。
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テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 21:10 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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