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突然の侵入者

 6月7日にクオークのチューニング状態を調べるための撮影をしましたが、その最中に、突然飛行機が画面に飛び込んできました。PC画面で2回見えました。1回目は民航機(多分)で録画中で、2回目はF15(おそらく)でこちらの方は録画してません。(録画スタートのためマウスでクリックする直前でした。通過があと0.数秒遅かったら録画できてました。)
 クオークのチューニングノブをセンターからCCW方向に3クリック回したところの様子(波長の合い具合)を確認するための撮影中でした。

 民航機は20秒の録画時間の終わりに近い部分の数秒間に写っていて、通過とそれに続くもわもわとした排気(飛行機雲の元?)が拡散して消えたうように見えるまでが写っていました。この手の侵入者は、太陽の撮影をしているとよく経験すると思いますが、短時間に全く異なる機体が2回も見えるのは珍しいと思います。
 1回目の民航機らしい方はせっかく動画に撮影できたので、このページにアップしようと思いましたが、そのままではサイズが大きすぎるので別の方法を考えました。その結果YOUTUBEなどの定番はパスすることにして、今回はPIPPの機能を試すことにしました。結果、うまくいきました。
 PIPP (Planetary Imaging PreProcessor) は使われている方も多いと思います。私も、惑星・太陽・月など幅広く使用していますが、今回は出力形式でAnimated GIFが選べるのでこいつを試してみることにしました。(こいつを試して動画のサイズ縮小をしてみる)
まず、PIPPで元の動画の全てのフレームをTIF形式の静止画に変換して、その中から必要な部分の画像を選んでそれを全てPIPPの入力にして、全ての画像のサイズをVGAの640x480ピクセルに縮小(アップロードしたファイルを見るとフレームサイズが640x431ピクセルになっている。原因不明です。入力間違い?バグ?)して、出力フォーマットをAnimated GIFに指定して処理させると、ちゃんとできました。できあがったファイルのサイズは4.31MBです。これならこのページのアップロードの上限(有償プランの5MB/ファイル)を超えません。
 できあがったアニメーションGIFは下の画像です。(画像をクリックすると、アニメーションが表示されると思います。)

  20200610-1
  撮影日時:2020年6月7日16時1分56秒~(動画の撮影開始(16時1分42秒)の約14秒後から)
  望遠鏡など:国際光器SHARPSTAR60ED+QUARK
  カメラ:ASI178MM
テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 12:58 |  太陽Hα画像 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

2020年6月7日の太陽黒点とHα画像

 7日は良く晴れました。シーングはあまり良くなかったのですが、邪魔な雲も全くなかったので、最近気になっていた QUARKの波長のチューニングの確認が多少出来ました。やはり、以前調べた結果はそれほど間違っておらず、今回もほぼ同じ結論が得られたと思っています。

1.太陽の全球白色光画像
  20200607-1
 国際光器のSHARPSTAR60EDのLV25mmを付け、カメラはASI178MMを使ってアイピースプロジェクションで撮影しました。減光はバーダーのAstroSolar Safety Film (OD=5.0)を使っています。私の所有している機材で太陽の全球画像をモザイク合成を前提とせず一発で撮影するには正解の組み合わせの一つみたいです。画面の短辺方向にいっぱいに太陽の全球を写すことがきます。なお、カメラは付属のノーズピースを付けてLV25mmにギリギリまで近づけています。

2.黒点付近のクローズアップ
  20200607-2
 全球画像を撮影した光学系からアイピースをMeade SWA13.8mmに変えて撮影しました。
 かなり頑張ったのですが、シーングが悪すぎて(撮影中PC画面で細かい黒点がちらちらとしか見えない状態)これ以上どうにもなりませんでした。

3.活動領域12765付近のクローズアップ
  20200607-3
 SHARPSTAR60ED+QUARK+ASI178MMで撮影しました。
 Z103で12765付近を撮影すると下のような画像が得られます。
  20200607-6

4.12764の7日の姿
  20200607-4

5.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20200607-5
 上の画像はSHARPSTAR60EDで撮影した画像です。
 何か飛んでいるものが写っています。

  20200607-7
 この画像はZ103で撮影しました。
 SHARPSTAR60EDで撮影した画像に写っていた「飛んでいるもの」は消えています。

 7日の撮影時に見えてたプロミネンスは他にもありましたが、細かすぎなのかシーングが悪すぎたのが原因か分かりませんが、とにかく画になりませんでした。
テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 07:38 |  太陽Hα光 and 白色光 画像 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

2020年6月5日の太陽Hα・白色光画像

5日は、薄いとは言いたくないような雲が全天にかかっていて、何もなければ撮影はしないような天候でしたが、久々に黒点が見えているのがわかっていたので撮影の準備をして様子を見ることにしました。実際の雲にはムラがあり、流れるにつれてどんどんと濃度が変化していました。しばらく見ているうちに5~10秒程度は濃度むらのあまりない場所が通過することがあるのに気付きました。その濃度むらの少ないところを狙って(運を天に任せて)撮影して、なんとか白色光とHα光の撮影ができました。

1.久々の黒点
  20200605-1
 撮影データ:
  撮影時刻:画像中に記載
  望遠鏡ほか:国際光器SHARPSTAR60ED、MeadeのSWA(Super Wide Angle) 13.8mmによるアイピースプロジェクション
  カメラ:ASI178MM
  減光はBaaderPlanetarium のAsteo Solar Safety Film(OD=5の方)を使用

 その後、本日(6月6日)朝までに画像中の大きな黒点の左上付近に目立つ黒点が少なくとも2個出現しています。気象衛星の雲の可視画像を見ると本日は晴れ間を期待できそうにありません。明日以降の天候に期待したいと思います。
 黒点がある付近は活動領域番号として12765が付番されました。 Hα光で見ると下の画像のように見えていました。
  20200605-2
画像中矢印Aの先にはダークフィラメントが写っています。もう少し濃く写ってほしいのですが。そのほか、そのダークフィラメントと12765の丁度中間点付近にもダークフィラメントがあるのですが、この画像を見ても、メチャわかりにくいですね。
 
2.活動領域12764付近のクローズアップ
  2020605-3

3.番号は付いていないが活動的に見える領域のクローズアップ
  20200605-4
 矢印の先は、東のリムから出てきたばかりの活動的に見える領域です。

  20200605-5
 今まで「番号は付いていないが活動的に見える南半球の領域」として画像を掲載していた領域です。西のリムが近づきました。

  20200605-6
 矢印の先(2カ所)は、太陽面の中央付近に見えていた活動的に見える領域です。

4.プロミネンスのクローズアップ
  気のせいか雲のせいかわかりませんけれど、撮影したタイミングで見えていたプロミネンスは北東のリムにあったものだけでした。
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20200605-7
 この画像を見てわかるとおり、また干渉縞が見え始めました。再調整が必要と思いますが、いつできることやら。

5.クオークのチューニング
 クオークの中心波長が合っていないのではないかと思うようになりました。 クオークは温調によって中心波長を調整できて、その波長を設定するためのノブがついています。例えばノブを中央から時計回り方向に回してクリック感を2-3クリック感じるところまで回せばよいそうですが(これで中心波長が若干長波長側にシフトする)、そこで温度が安定になるまでの間(インジケータがグリーン点灯するまで)5~10分待つべしって書いてある。「CW方向に2~3クリック」にとらわれることなく広くポジションを探した結果、SHARPSTAR60ED(口径60mm、F=5.5)と組み合わせた場合、時計回りに4クリックが良さそうに思ったので、いつもそこに合わせているのですが、もう一度よいポジションを探そうと思います。なんせ、極小期の太陽面は、このような調整をするときに指標にできそうなものがほとんど見えていないので・・・・・。高分解能のモノクロメータがあればよいのですが、そんなものはありませんので。ノブの場所探しには時間がものすごくかかります。実際の画像を見ながら調整する場合には、安定して長時間晴れていないと無理です。
 昨年9月頃まで使っていたPSTの場合、実際に太陽の画像をPCの画面で見ながらエタロンの傾きを調整するノブをぐりっと回せば一瞬でわかります。(慣れてくると、必要時間はノブを回す0.数秒だけです。)簡易とは言えPSTの便利さにはあらためて感心です。
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by akita  at 11:00 |  太陽Hα光 and 白色光 画像 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

2020年6月2 日の太陽Hα画像

前の記事の続きです。前の記事のプロミネンス画像はWilliam OpticsのZ103+ASI178MMで撮影しました。また白色光画像は国際光器のSHARPSTAR60EDにMeadeのSWA13.8mmを付けたアイピースプロジェクションで、カメラはASI178MMを使って撮影しました。
今回は、前の記事の続きで、SHARPSTAR60ED・クオーク・ASI178MMで撮影したHα画像+Z103・クオーク・ASI178MMで撮影した画像を掲載します。

1.活動領域12764付近のクローズアップ
  20200603-1  20200603-3
 左の画像がSHARPSTAR60ED、右の画像がZ103を使って撮影した画像です。

2.番号は付いていないが活動的に見える南半球の領域
  20200603-2  20200603-4
 左の画像がSHARPSTAR60ED、右の画像がZ103を使って撮影した画像です。

3.プロミネンスのクローズアップ
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20200603-5  20200603-6
 左の画像中のAで示したのは飛び出したように見えるプロミネンスです。

  20200603-7  200200603-10
 左の画像中のAはBで彩層面とつながっています。Bは薄すぎてわかりにくいですが。

  20200603-8  20200603-9

 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20200603-11  20200603-12

4.Z103で撮影したプロミネンス
  20200603-15  20200603-16

  20200602-2  20200603-17

  20200603-18   20200603-19

本日(6月4日)の太陽面は南東のリムから黒点を伴った活動的な領域が見えるようになりました。明日以降の天候に期待したいと思います。

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by akita  at 22:16 |  天文 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

2020年6月2 日の太陽画像

 活動領域12764はプラージュだけになってしまいました。今朝までは小さいながらも黒点が見えていたはずですが。それ以外には、立派なプロミネンスが北西のリムで目立っていました。
 本日も一通り撮影しましたが、時間の関係で今回は12764の白色光画像と、北西のリムで目立っていたプロミネンスの画像を掲載します。残りは後日掲載します。

1.活動領域12764付記の白色光画像
  20200602-1
 黒点は消えてしまいました。 この領域が地球から見えるようになる少し前に、この領域付近でM1.1のフレアがあったそうです。

2.北西のリムで目立っていたプロミネンス
  20200602-2
 「デカい!」の一言です。

他の画像は後日アップロードします。
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by akita  at 23:07 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(f=1386mm)で撮影しています。

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