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2022年3月8日の太陽Hα画像

ASI178MM+SHARPSTAR60ED(国際光器)+QUARKで撮影した太陽Hα画像です。
昨日アップロードした白色光画像でnew1, new2としていた黒点付近の領域はnew1が12964、new2が12965と付番されました。

1.南半球の活動的な領域付近のモザイク合成画像
  20220308-5
 活動領域12964は、8日に撮影した白色光画像ではnew1としていた付近です。

2.北半球の活動的な領域付近のモザイク合成画像
  20220308-6
 北東のリムから出て来た直後の黒点を含む領域12965の黒点らしきものも写っていると思います。12965は8日に撮影した白色光画像ではnew2としていた付近です。

3.モザイク合成の元画像
 私はPhotoshop CC のPhotomergeを使ってモザイク合成画像を作っています。モザイク合成する元の画像は、いつもは、Registax6でシャープ化した画像です。しかし、Sharp化していない画像を元画像としてモザイク合成して、合成を完了した画像をRegistax等でシャープ化する順で処理してもOKです。私が、なぜ、普段、Sharp化した元画像をモザイク合成の元画像として使うかは、「始めて太陽のHα画像のモザイク合成画像を作った時にそうしたから」としか言いようがありません。最近は、合成する元画像が多いとき、シャープ化していない画像をモザイク合成し、合成後にRegistax6でシャープ化することもあります。そうすることで、Registax6のパラメータを決めるための作業回数を少なく出来ることが理由です。(普段は、エディターで作ったパラメータセットを多数用意しておいて、そのセットの中から良いと思えるものを探している。)
 モザイク合成出来るかどうかは、元画像に特徴的な模様がどれだけ多く写っているかよりも、むしろ、元画像のオーバーラップの割合がキモだと思います。(模様が無いと話にならないのは当然ですが、人の目で見た模様の目立ち具合などはあまり重要では無いと思います。)オーバーラップの目安は、よく言われているように1/3ですが、あくまでも目安です。もっと重なっていてもだめなときもあれば、オーバーラップ割合がもっと小さくても上手く合成出来るときもあります。しかし、オーバーラップ割合は大きければ大きいほどよいのはもちろんですので、モザイク合成画像を作る目的で元画像を撮影するときには、しっかりオーバーラップさせながら撮影しましょう。合成したときに隣り合う元画像の撮影時間の間隔も、変化の早い対象では重要ですが、これについては、今回は書きません。
 下のSample1は、先にRegistax6でシャープ化した元画像をモザイク合成した画像です。Sample2はシャープ化していない元画像をモザイク合成してからRegistax6でシャープ化した画像です。どちらも最終仕上げとしてトリミングとトーンカーブの調整をしています。
 2つの画像が異なって見える主な理由は、別々に調整したトーンカーブ調整の結果が同じになっていないからです。

 【Sample1】
  20220308-7

 【Sample2】
  20220308-8

4.プロミネンス
 【東のリムに見えていたプロミネンス】
  20220308-9  20220308-10

 【西のリムに見えていたプロミネンス】
  20220308-11  20220308-12

 3月8日はZ103でも撮影していますが、その画像は後日時間のあるときに掲載したいと思います。

テーマ: 星・宇宙 -  ジャンル: 学問・文化・芸術
by akita  at 11:26 |  太陽Hα画像 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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akita

Author:akita
主として太陽のHα画像を掲載します。休日に撮影し、時間のあるときに仕上げたものを掲載しますので、速報性は期待しないでください。
2019年9月まではCORONADO PSTを使い、2019年10月からはDay Star Filers の
Original Quark (Prominence Model)+ASI120MMs
+SHARPSTAR60ED の直焦(Quarkを通したときの合成f=1386mm)で撮影しています。空の状態によりますが、望遠鏡はWO社のZ103を使うこともあります。

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